常闇の煙幕 †
MPを消費せず、バトルから確実に離脱する。
戦闘開始時に支払ったスタミナは還元されるため、想定通りに戦闘が進まなかった場合の仕切り直しとして気軽に利用できる。
ただし、レイドボス戦では使用禁止、試練では任意敗北に効果が変更されることに注意。
生者の息吹 †
味方全員のHPを回復する。
通常クエスト、レイド、試練あらゆる場面で文字通りの生命線となるスキル。
冥王スキル全般に言えることだが、ターン進行を超越して任意のタイミングで使用できるため、例えば
「瀕死のキャラクターにエネミーからの攻撃エフェクト発生確認→ダメージ適用前にすかさず割り込んで回復し受けきる」
という荒業も可能。
上層に進むごとに回復スキルの効果が低下する試練においてもその影響を受けないため、このスキルの使いどころは極めて重要になる。
消費MPは多めなので、肝心な時に打てず犠牲者が出るということがないように気を付けたい。冥王スキルでは蘇生は出来ないのだ。
冥王の盾 †
味方全員の防御力が増加する。
耐久に難のある後衛キャラの生残性アップなどに使う。
魔法攻撃に対しては無力であり、また物理と魔法両方を使いこなすエネミーも一定数存在するので考えなしに使っても効果は薄い。防御無視の攻撃にも弱い。
レイドボス戦でも基本的に他のスキルが優先されるが、「使っておけば大ダメージをギリギリ耐えられる」というような場面では輝く。
汎用性は低めで消費MPも決して少なくはないので本当に有効かどうかよく考えてから使いたい。
冥界の波動 †
味方全体の魔力が増加する。
魔法攻撃主体のパーティを運用する場合に。また、回復スキルの効果量も上昇する。
エネミーから受ける魔法ダメージも多少軽減できるが、それ目的で使用しても焼け石に水なことが多い。
結束の剣 †
味方全体の攻撃力が増加する。
物理攻撃主体のパーティを運用する場合に。
物理攻撃キャラクターは連撃やクリティカルを得意とするものが多いため、総ダメージ量をかなり伸ばせる。
ただし、消費MPは12と多めでスキルレベルが上がっても軽減されない。
レイドボス戦では「結束の剣を開幕で使いたいが、回復を入れたいタイミングに生者の息吹が間に合わなくなる」という事態になりがち。
生存スキルにMPを割いたほうが結果的にダメージが伸びる場合もあるので、状況に応じて使い分けたい。
浄化の眼 †
味方全体の状態異常をランダムでひとつずつ解除する。
任意のタイミングで状態異常を解除できる便利なスキル。消費MPも軽い。
ただし、解除できるものがランダムというのが曲者で、二種類以上の状態異常を受けているキャラクターに対してはより致命的な方を解除できるかどうかが博打になってしまう。
アイリスの状態治療スキルと組み合わせるなど、リスクの低い使い方を心掛けたい。
生命の方陣 †
味方全体に再生状態(毎ターンそのキャラクターの行動前に最大HPの5%分のHP回復)を付与する。
生者の息吹に比べて即効性に欠け、回復量自体も10Tかけてやっと50%と見劣る。
こちらの利点は圧倒的な消費MPの軽さと継続回復という点である。
長いターンをかけてエネミーと殴り合うような戦闘ではこちらの方がローコストでより無駄なく効果を活かせる場合もある。
生者の息吹の瞬間回復量が過剰という場合もこちらの使用が検討できるだろう。
もちろん、大ダメージを負ってから慌てて使っても基本的には手遅れなので、二手三手先を読んで使っておくことが望ましい。
アイリスのスキルによって付与された再生とは重複しないことには注意。
また、スキルレベルが低いと持続ターン数が短く使い物にならないので、実践的に運用するならまず冥王レベルを鍛えておきたい。
亡者の悪戯 †
敵全員の防御力を下げる。
用途は物理ダメージアップということで結束の剣に近いが、エネミー側を弱体化させるものなので試練のような連戦では非効率的。
レイドボス戦でも、ヒート状態に入るとすべてのデバフが解除されてしまうことからいまひとつ使い勝手が良くない。
ゴーレム系のような防御の非常に高いエネミーに対しては一定の効果があるが、基本的にそういった相手はこのスキルに頼るより魔法攻撃で対処したい。
甘露の祝福 †
味方全員の最大HPを増加させる。
現在HPは増加しない。その為、単体で使っても無意味なスキル。
このスキルの真価は他スキルとの組み合わせにある。
例えば、最大HPの割合で回復するスキルをかける前に使っておけば、回復量を水増しすることが可能。
また、再生の回復量も上昇する。
他にも、ヴァレリアの様な過剰回復を持て余すキャラクターに使っておくのもよい。
エネミーの攻撃で一撃死するような低HPキャラクターも、回復との組み合わせで攻撃をしのげる可能性が生まれる。
冥王スキルの中では、生者の息吹や生命の方陣と組み合わせての運用が考えられる。
鼓吹の篝火 †
こすいのかがりび。味方全体の萌技ゲージを増加させる。
増加量はレベル9で通常攻撃二回分程度。
使い勝手は編成したアイリスによって大きく左右される。
支援スキル主体でなかなか自分の萌技ゲージを貯められないキャラクターや、早期から積みたいバフ効果のある萌技を持つキャラクターなどと相性が良い。
魂の共鳴 †
味方全体のスキルCTを減少させる。
減少値はレベルによらず固定で1と小さいが、PT全体のスキル回転を引き上げるため影響力は思いのほか大きい。
他のCT減少手段と組み合わせるとなお効果的。
レイドボス戦など、時間制限のある戦闘で重宝する。
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