パトリシア のバックアップ(No.94)

サービス再開当初は諸々の設定ミスや、範囲攻撃が優先されるゲームバランス、ただでさえ攻撃が低いのにSSRが芸属性…等といった様々な事情が重なり、非常に不遇な位置づけだった。
しかし以下のような度重なる調整と聖装追加、ゲーム自体の幅の広がりに伴いそうした状況は徐々に改善した。その歴史をまとめておく

■個別不具合修正・仕様変更
　・イノセント・プレア仕様変更
　　変更前：バトル開始時に再生(4T)を付与
　　変更後：最大HP増加。 毎ターン開始時に再生を付与
　・エンチャント・○○のLvを強化しても通常攻撃の威力が上がらない不具合の修正
　・○○パニッシュメントのコンボ条件大幅緩和
　　変更前：”ゴスペル＞サンクティファイ＞激流の順に使用すると～"　※激流パニッシュメントの場合
　　変更後：”通常攻撃以外の自身の攻撃スキルに続けて使用すると～”
　・○○パニッシュメントの仕様変更（実質不具合修正）
　　変更前：クリティカル率に補正。（魔法はクリティカルが発生しないので実質効果なし）
　　変更後：即死率に補正。
　・パトリシアの通常攻撃にクリティカル補正追加。
　・パトリシアの通常攻撃に「確率で追加攻撃を行う」効果を追加
　・SSR聖装「天衝く破砕の拳」の萌技に「防御無視」効果追加
　・アビリティ「カウンターヒット」が「パルヴァライザー・ナックル」に変更。
　　変更前：反撃率+22/33/44%
　　変更後：反撃率＋26/39/52%、HP＋26/39/52%

■その他、追い風となった環境変化
　・協力イベント実装により、単体攻撃・高耐久キャラ全体の地位が向上。
　・魔法ダメージ計算式の仕様変更（全体的に威力が底上げされた）
　・属性ダメージ増加効果フィールドの実装（セシルがズッ友に）
　・各種 パラメータを底上げする手段の追加
　　（好感度、回想解放など。全員に関わる修正だが、魔力が低すぎて最低保証を超えられないこともあったパトリシアにとって大きな追い風）

■その他、聖装追加による影響
　・ショコラ・スマイル
　　 - "エンチャント・ファイア"により、天衝く破砕の拳の萌技「炎撃弱点」付与とのセルフコンボがようやく可能に
　 　- 知属性のためか、SSR聖装（芸属性）より魔力値が高く使いやすい
　・機織りの聖人
　　 - 念願の魔法・範囲・有能効果（回復）つき萌技獲得。聖装自体の魔力値も高い
　 　- 「満点アフェクション」「シンシア・ミルキーウェイ」など同日実装の「試練」と噛み合ったスキル・アビ構成

エンチャント・○○で通常攻撃（反撃含む）を魔法化＆1.1倍し、反撃による手数で稼ぐのが持ち味。
そのため、いかに反撃率を高めるかが運用のカギになる。
自身の素反撃率（12％）＋ポテンシャル反撃率Lv3（10%）＋パルヴァライザー・ナックルLv3（52％）＝　反撃率74％。
（※カウンターヒット→パルヴァライザー・ナックルへの変更で全キャラ単独トップに躍り出た。）
これにプリシラのフォーメーション・ファランクスLv1（26%）を合わせると確定反撃になる。

確定させること自体は必須ではないが、とりわけレイドではHEATの削り方・溜まるタイミングがブレると結果に大きく影響し安定しなくなるため意味がある。
レイドボスは基本的に2回ずつ行動するので自身の攻撃と合わせて3回もダメージチャンスがあり、HEATゲージ・HPともにかなり効率よく削ることができる。
こうなると「回避してしまい反撃しない」　ことがネックになるケースもあるためポテンシャル回避を振るのはよく考えよう。（レイドボスのHEAT攻撃の多くは高命中or魔法の場合が多いため現状致命的ではない）

ちなみに、敢えて魔法化を外す運用もあり得る。
高レベルのレイドボスはHEAT時魔力が非常に高く、生半可な強化では閾値を超えられず最低保証ダメージとなりゲージを削れない。
この場合は物理にしよう。代わりにつけるアビリティはストレングス・HP強化などがオススメ。

スキル構成例 †

コンボ仕様の変更により、サンクティファイやサンクションを挟む意味は殆どなくなった。

構成例	スキル			解説
魔法型基本	R制服	天衝く破砕の拳	天衝く破砕の拳	魔法PTタイプ。パトリシアの持ち味は魔法化通常攻撃＆反撃による手数なので、CTの長い大技も使いやすい。 ゴスペルで魔力UPしつつ後続2枚にコンボの期待を持つのが基本だが、 ゴスペル自体が通常攻撃よりも低威力なため編成と敵の並びによっては抜いてパニッシュメントのみの方が良い場合も。
	ゴスペル (敵単物理&自魔力↑)	豪熱パニッシュメント (敵単炎撃&即死率補正&コンボ補正)	激流パニッシュメント (敵単水撃&即死率補正&コンボ補正)
試練用(攻撃型)	; 機織りの聖人	天衝く破砕の拳	天衝く破砕の拳	試練用編成。 満天アフェクションは回復量が高く道中頼りになる。 試練では効果量減退の仕様により回復量が落ちていくが、アビリティやバフでの反撃率上昇効果も落ちるため、 反撃率維持が困難になってくる終盤では後の先の方が機能するようになる。
	満天アフェクション (味方単体回復・自身に後の先)	豪熱パニッシュメント (敵単炎撃&即死率補正&コンボ補正)	激流パニッシュメント (敵単水撃&即死率補正&コンボ補正)

アビリティ構成例 †

構成例	アビリティ			解説
基本編成	各種SR	N制服	SSR天衝く破砕の拳	レイド(協力イベント)等の高難易度用の基本編成。タフネスアップはSSR輝石が重なればイノセントブレアに変えたい。 イノセント・プレア未強化の場合、レイドではタフネスアップの方が有用な場合が多い。
	エンチャント・○○ (通常攻撃魔法化)	タフネスアップ (最大HPアップ)	カウンターヒット (反撃率アップ)
試練用	各種SR	SSR天衝く破砕の拳	SSR機織りの聖人	通常攻撃魔法化は試練でも変わらず有用。 イノセント・プレアの常時再生はパトリシアを優秀な前衛足らしめる必須級アビリティ。 ただもう一つの要のパルヴァライザー・ナックルは前半有用だが後半信頼度が激減するため、 後半でも効果の変わらない繚乱(シンシア・ミルキーウェイ)と好みで選択しよう。
	エンチャント・○○ (通常攻撃魔法化)	イノセント・プレア (最大HPアップ＆再生)	シンシア・ミルキーウェイ (幸運UP＆繚乱)
ダメージチャレンジ(2020年1月)用	各種SR	SSR天衝く破砕の拳	SSR機織りの聖人	前衛ワントップ以外の単体ボス相手にパトリシアを活かしたい場合はナムネス・ウィーバーが有用。 異常付与による属性ダメージアップは勿論、付与時のヘイト増加量がかなりのものなのでタゲが取りやすい。 ただあくまでランダム発動のため、レイドでは結果が大きくバラつく要因になるので好みが分かれるところ。
	エンチャント・○○ (通常攻撃魔法化)	イノセント・プレア (最大HPアップ＆再生)	ナムネス・ウィーバー (被弾時に属性弱点付与)

パーティメンバー雑感 †

上記の通り確定反撃を実現するために必要なプリシラ。
エレメントフィールド実装により、パトリシアのエンチャント・ファイアを強化（※20％UP）できるセシル。
この2人とは特に相性が良い。
機織りの聖人の萌技が雷属性であることから、エンチャントもサンダーにし、限定SRラディス2枚目のステップ・トリーダー（通常攻撃時、対象に確率で雷撃弱点付与）やプリシラの天雷の計、厄難天雷の計と合わせるのも面白い。
今後も自身が扱える属性や、属性に関する能力を持った他キャラ、属性関連仕様が追加されるたびに増えていくだろう。

一方、手数が多くタゲを取りすぎる他の前衛キャラと一緒に並べると反撃が一切できなくなるため、単騎前衛が基本。
同じ確定反撃組なのでどっちにタゲが流れても反撃できるという意味ではルージェニアとは比較的一緒に並べやすい…が、大抵ルージェニアばかり狙われるので相性が良いとは言い難い。